その①
毎年、1月下旬から徐々に梅の花が咲き始め、3月上旬ごろまで梅の花を見に、多くの人が訪れます。
その②
収穫時にはキズや虫がつかないように青いネットを一面に敷き詰め、一粒一粒丁寧に全て手作業で拾います。
その③
南高梅は樹上で完熟すると自然落下致します。その完熟梅を使用することで皮が薄く柔らかい肉厚の梅干になります。 梅を樹上で完熟させることで、果肉の柔らかい梅干にできあがります。
その④
収穫した南高梅を、しっかり洗浄していきます。そして、選果機を通し梅のサイズごとに選別していきます。
(いなみの里梅園の梅は、4L~Mサイズまで)
その⑤
よく洗浄と選別を終えた梅を塩分約22%に仕上がるように、4L〜Mサイズそれぞれのタンクに入れます。
約40日間じっくりと塩が梅の果肉に染みわたるように丁寧に塩漬けにします。
(青梅10kgに対し塩2kg(2割))
その⑥
塩漬けを始めて10日ほどすると梅の果汁で塩が溶け混ざり合い漬け汁があがってきます。
これが梅酢と呼ばれるもので、梅がちょうど隠れる程度まで、この梅酢を取りのぞきます。もちろん取った梅酢は保存しておいて、調味料やうがい薬として使います。
そして、梅の実をつぶさないよう優しくすくい上げます。
その⑦
じっくりと塩漬けした南高梅を梅雨明けの土用の日前後の晴れた日に、塩漬け用のタンクから取り出して日光干しをします。 梅干しの名前もここからきているわけです。 この真夏の太陽に当てることで、梅はいっそういい色になります。 ひと粒ひと粒くっつかないように並べて三日三晩干します。(7月20日以降~随時干す土用干し)
その⑧
梅の大きさによって3~4日間天日干しを行います。
なお、1.5~2日してから丁寧に一粒ずつ「裏返し」を行い、両面をよく乾燥します。
お天気が良ければそのまま夜干しをします。
このときは雨にあてないよう、天気には十分に気を付けております。
その⑨
調味漬けに使用するタンクです。良質の南高梅を自社独自の梅加工の研究に取り組み製造及び販売致します。
自社は全て国産の南高梅のみ使用しております。ハチミツにもこだわっており国産のはちみつで味付けをします。(調味漬込み約3週間)